JR丸亀駅に人力車がお迎えし、人力車に乗って丸亀城に向かいます。 道中、車夫による丸亀の歴史や城下町の案内のガイドと合わせてお楽しみください。

丸亀城に到着後、大手二の門にてコンシェルジュがお待ちしております。その後、1670年に建築された国の重要文化財、大手一の門でチェックインいただきます。 日本において、天守と大手門が現存するのは丸亀城・高知城・弘前城の3城のみです。大手一の門では、今も通年時太鼓を打ち鳴らしています。

チェックイン後は、丸亀伝統の和太鼓でお迎えをします。 丸亀には、まるがめ婆娑羅太鼓、讃州丸亀塩飽八幡太鼓、塩飽神面太鼓、太鼓道 荊など多くの団体がその文化を継承しています。

太鼓の演奏をお楽しみいただきましたら、お泊りいただく客室へ向かっていただきます。 道中は急勾配の「見返り坂」をのぼり、日本一の技術を誇る高石垣の素晴らしさをご堪能ください。

一般客が入れない夜の天守を貸切に。往時の造りをそのまま残す天守は、唐破風や千鳥破風を美しく配した 国の重要文化財に指定される建造物。貸切でガイドがご案内いたします。

ご用意する客室は三の丸にある「延寿閣別館」。京極家の歴史を残す美麗な建物で、ご夕食までおくつろぎください。

ご夕食は料理人の挨拶に始まり、丸亀の地産地消に舌鼓いただきます。旬の野菜から希少な海産物など、地場で育まれた自然豊かな食材をご提供いたします。 練達のシェフによって余すところなく活かされた京極家ゆかりの一皿など至極の美食をこころゆくまでお楽しみください。

市内にある名勝「中津万象園」へ。 中津万象園は1688年、丸亀藩京極家二代目藩主京極高豊により、 中津の海浜に築庭された池泉回遊式の大名庭園です。 樹齢約650年と言われている大傘松をご覧になりながら母家で朝食をお召し上がりください。

同庭園にある松帆亭で丸亀の伝統工芸、うちわ作りを職人のレクチャーによりご体験いただきます。 丸亀のうちわは国内シェア9割を占め、国の登録有形民俗文化財に指定されています。

うちわ作り体験の後は、現存する日本最古の煎茶室と言われている「観潮楼」へ。 急須等を使い煎茶や玉露などの茶葉を用いる煎茶道を、中津万象園の庭園を眺めながらごゆっくりと体験ください。